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NoV hair&color designへ
みなさんこんにちは。『月刊のぶのぶ(非公認)』夏・旅特集特大号がやってまいりました。
NoVもおかげさまで二年目に突入いたしまして、と言う事はこの『月刊のぶのぶ(非公認)』も
二年目に突入しました!!! おめでとうございます。
各界著名人の方よりお祝いの言葉をいただいておりますが、ここは省略させていただきます。
 二年目のNoVにはお盆休みが5daysもありまして。
海外病のワタクシはいてもたってもいられずに脱出しました。
その先は・・・『INDIA』 そう、インドですぅ!!
ほんとはもっと行きたいところがあったのですが、飛行機の関係上断念。
そこで浮上したのはインドでした。インドは僕が中学生のころにすごく行きたくて。
でも、いつしかその熱は冷め、ヨーロッパへと惹かれていきました。
だからもう十何年越しの思いでインドへ行きました。

 僕は旅に出ると毎日日記を書きます。
今回はその日記をやばいところはディレクターズカットしながら公開しちゃいます。
そんなわけで今回もあまり笑えません。
たまには素のケンタをご覧ください。


 ついについにインドにきた。
中学生の頃に絶対インドに行くって言ってからはや15年くらいかな?経ったよ。それではじめてインド。
なんでかインドはチャンスがなくって。
ゆっくりまわりたいっていう希望もあったけど、なぜか熱が冷めていたこともあった。
バックパッカーといえばインドというような感じだったけど、
どうも、バックパッカーならカオサン(注:タイ・バンコクのかの有名なバックパッカーが集まる場所)という式に
変わってしまった。そんなわけで、でも30になる前に来れたのは(すんごく短期間だけど)よかった。
 
 とりあえずビンディラガンジ空港(注:本当は「インディラガンジ空港。ビンディラってちょっと危ない。)に着いた。
飛行機かなり空いてた。ガラガラ。個人で来てる人は仕事の人以外いないようだ。
そうだよな、バックパッカーがインドに行くのにJALで空路で来るわけないもんなー。
ツアー客ばっかり。インドの空港はとりあえず待った。
両替とバス。
両替はできたけど、バスが来ない。
なんでも渋滞でこんでるんだとか。
待とうかと思ったけど、今回の旅はtime is money精神でいかないと。Taxiにのる。
そういやバス待ってるとき牛がたくさんいた。虫もたくさんいた(注:一応、韻を踏んでます)。
でもあまり驚かなくなった。別に日常でありそうだし。特別人生観変わらなそう。
まだ空港から一歩も出てないけどね。
で、とりあえずコンノートプレイス(注:デリーの中心にあるお店がたくさん集まっている所)の
AIRチケットを買いに出かける。
なんか、バンコクっぽいようなプーケットっぽいような感じ。陸路で入りたかったな、インドへは。
街へ向かうタクシーは軽快だが、反対車線はすごい渋滞。こりゃこないよ。
で、走ること3〜40分コンノートプレイスへ。
予想以上に広いというかでかくてちょっとびっくり。こりゃ一周するのも大変だよね。
なんとかJet airwaysを見つける。
明日のヴァラナシ行のticket取れる。

・・・でも、クレジットカード使えない。なんで?もう期限切れちゃった?
どうしよう。T/Cもつかえず。シティバンクカードはキャッシュカードだし。チェンジもできない。
Jet airwaysのとても親切な二人が言うのは、方法は一つ。
ドメスティックの空港に行ってチェンジしてから買いなさい。予約はしておくからとのこと。
一瞬迷ったが、ヴァラナシにいけるチャンス。ドメスティックまで戻った。アホだ。
でも、車で道を走ると夜風が気持ちよかった。ドメスティックについてチェンジしてticketを買う。
相当な出費。しょうがないか。
代わりにホテル代は安くと思ったがNon A/CでRs.735べらぼーに高い。エアポートHだからね。
でも、もう疲れた。いいや。と思い泊まっています。
横の大衆食堂でカレー食べた。
なぜかタンドリーチキンがきてしまいえらい高くついた。こんなはずじゃなかったのに。
今日は楽しかったけど金を使った一日だった。




〜ドメスティックエアポートにて

これからいよいよヴァラナシへと出発します。
わずか一泊二日。のヴァラナシ旅行。
目的はガンガーを見ること。そしてガンガーに触れること。
そうすることによっていまの俺の精神状態をどうにかしたい。
決してそれで救われることがないのもわかるし、
そんなちっぽけなことをガンガーが飲み込んでくれるのかもわからないけれど、
何か心に訴えることがあるんじゃないかと期待しています。
そんな精神状態を少し整理つけたい。人間的に汚い人間になりかけてる。腐りかけてる精神をどうにかしたい。
でも、もう明日帰ると思うとやっぱり短いな。一生こんなのは辛い。

〜夜、宿にて〜
 今日はヴァラナシに来た。昨日のドタバタから一転、今日はゆっくりできた。
朝はえらい早くから目が覚めたけど、ウダウダ。8:30に起きてホテル横の屋台に朝ごはんを食べに行った。
チャイもうまい。そしていよいよと思ったけど、空港では飛行機が遅れてます。3〜40分遅れでヴァラナシへ。

 リムジンバスがあると思いきや、無いのでタクシーで街へ。やっぱり田舎。
で、街の中心に着くと、これぞアジアっぽい雰囲気。やっぱ、インドとかはこうでなくっちゃ!と思う。
途中からは歩きになった。街を歩いていると客引きが何人かやってきて、そのうちの一人についていった。
そしてPuja G.H.に泊まる事に。部屋チェックをしていたが途中でめんどうになり、Rs.150の部屋で。
ガンガーも見えるし窓もある、と思ったが窓なんか開けて寝た日にゃ、虫がわんさかで困るね。

 それで、その客引きがガイドになり、街をまわった。
どーせ、あとでチップを要求してくるんだろうから、まあ、割り切って楽しむことに。
火葬場を見に行ったが、すごいけど、ネパールで見たときの衝撃には勝てず。
 ガンガーも正直最初は「河じゃん!」って思っただけだった。
予想していた感情は湧いてはこなかった。そんな自分の気持ちに少々ショックを受ける。
もっと感激して涙がでるかな?とか思ってたし、
しかもいまの精神状態だと余計にとも思ったが、わりとあっさりしたものだった。
自分の気持ちには嘘はつけないのでしょうがない。
タージマハールに行った方が正解だったかな?とかも思ったりした。でもほんとしょうがない。


 その後サモサを食べながら街をぶらつく。そして再びあるガートへたどり着いた。
そこでボケッとしようかな?とかおもったが、子供たちが泳いでるのを見てたら、
(ここで泳がないと、きっと一生泳げないかも)とおもって、
気がついたらズボンを脱いでタンクトップを脱いで、
座っていた少年に「これ見ててね。」と言って
ガンガーに飲まれていた。
 わりと冷たくて気持ちいい。
どうでもいいけど、すごい雨と雷だ。(この日記を書いてるときにスコールがきた。窓の外枠から入り込んだ雨はベッドの下を通ってバスルームへ一直線。あら、室内ガンガーの出来上がり。)
 頭からガンガーに入るのは本当に気持ちよかった。見た目は汚いけれど、泳いでみるとあまり気にならない。流れが本当に速くて少々びっくり。
 この瞬間にガンガーに興味が湧いたというか、身近になった気がした。
 最高に気持ちいい。
 その後そこにいた少年達が「ついて来い」というのでどこに行くのかと思ったら、彼らが働いてる場所へ。
シルクを織っていた。狭い工場みたいな所で小さな子から高校生くらいの子まで。
そこでみんなでいろんな話をした。日本の話も、Hな話も。すごく喜んでくれた。
でも、みんな小さい頃から働いてるんだと、また感じるものがあった。
 そして2時間くらいダベってバイバイした。
その後、ガートで、「プージャー(礼拝)」をみる。
はっきり言って意味はよくわからない。
 そして夜の街を歩いて帰る。・・・迷った。ここのG.H.はわかりづらい。
ある程度まではわかったけれど、
その辺の店の兄ちゃんに道を聞いたら案内してくれた。
「俺んチはPujaG.H.のちかくなんだぜい!!」と得意げになりながら。
こういう時のインド人の世話好きは助かる。
 
 無事に戻ってくると、朝ガートで会った夫婦と学生さんと知り合う。
少し話してたら明日の朝ボートに乗って、日の出を見ることになった。
というわけで、明日5:00出発。がんばって起きます。
 明日の夜はもう日本へ行かねば・・・。マジ、早すぎ。



 今朝は早起きして(4:45起き!)ガンガーへ日の出を見に、
そして船にのりにいった。
朝のガンガーも騒然としていた。

M夫妻と大学生の男の子と4人でRs.200.まあ、こんなもんなのかな?という感じ。
船に乗っている間はゆったりとした時間が流れた。
ボケッとしながらガートやら朝陽を眺めた。このガンガーにはインド人を夢中にさせる何があるのか。こればかりは理解できないでいた。
 ただやや速いガンガーの流れとそれと反比例してるかのような時間の流れに身をゆだねていることが心地いい。
 焼かれる死体、
 炎と共に天へと帰る煙、
 神に触れるようにガンガーで祈るインド人たち。
 すべてがここヴァラナシの一部である。
四人も乗っているのに(船をこぐおっさんを入れたら五人か)誰もあまり言葉を発さない。
非常に不思議で神のご加護があるかのように時間が流れた。
 
 そして一旦宿に戻った。あの高台のレストランからガンガーと朝陽を見ながらの朝食。
そして同じような境遇の旅人達とのおしゃべり。この瞬間がたまらなくて旅をしているのかもしれない。
どんなに小さな出会いでも、どんなに運命的な出会いでも、旅の中で、「出会い」の重要さが占める比率は大きい。
 ガンガーからの風に吹かれて飲むチャイは格別にうまい。
あついあついヴァラナシを、ごみごみしていていつも騒然のヴァラナシを中和させる。

 そこで1〜2時間くらい話していると、ガンガーで泳ごうか!という話に。
ぼくが泳いだ話にM夫妻のダンナサンがのってきた。そしてとりあえず奥さんと3人で近くのガートまで行くことに。
沐浴してる人もいれば、やっぱり泳いでる子供たちもいた。
奥さんは写真係としてみていると言っていた。
服を脱いで普通にプールや海に入るようにガンガーへ。
それにつられてダンナサンも一緒に。もう腰まで入れば一緒。
少し高くなっているところから一気に飛び込む。
またガンガーが一歩近づいた気がした。
最初に見たときに感じた「ただの河」という思いとはまったく違う「ただの河」という気持ちになっていた。
 子供たちと戯れるのは本当におもしろい。高台の屋根に登って飛び込むんだ!と子供たちが。
そして僕は肩を貸す。その後、一緒に来い!と。ダンナサンの肩を借りて僕も屋根に登った。
そして2人の子供が飛び込んだ後に、僕も前宙返りをしながらガンガーへ。
もう神の河も何もない。水遊び場だ。
ガンガーで沐浴している人たちは僕たちを見ても何もいわずに黙々と沐浴している。
きっとこのガンガーは触れた人の数だけ、見た人の数だけ姿を変える神なのだ。
時には苦しむ人を包み込み、抱きしめ、時には子供たちと戯れる。そんなそんな神なんだ。

 M夫妻とお別れをして、デリーへ、そしてトウキョウへと旅立つ。
いつものように国内線は2時間以上も遅れて、ここヴァラナシを飛び立った。



〜追記
JALのトラブルがあり一時間くらい遅れたものの無事トウキョウへ。
トウキョウの朝も騒然としていたが、人間臭さは微塵も感じなかったし、電車も遅れることはなかった。
その日のお昼、インド料理屋でカレーを食べた。ここはトウキョウだから。


 
編集後記:
 いかがでしたか?僕のインドはこんな感じでした。そして素の僕はこんな感じです。
皆さんが少しでもインドに興味を持ってくれたら幸いです。
では、秋っぽくなってきましたが残りの夏をエンジョイしましょう。

                                           けんた